みなさん、こんにちは。
@hmです。
毎日、暑い日が続いていますね。
来週には、お盆の長期連休に入られる方がほとんどかと思いますが、
夏休みの計画は立てましたか。夏の長野県といえば、「夏山登山」
ですよね。
今日は、信越・登山グループが乗鞍岳へ行って来たということで
紹介頂こうと思います。
信越・登山部員”Y”です。
夏山シーズン最盛期前に一足お先に乗鞍岳(のりくらだけ)へ行ってきた
模様をレポートしてみたいと思います。
乗鞍岳は飛騨山脈南部の長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる剣ケ峰
を主導とする23の峰の総称です。
今回は、その最高峰、剣ケ峰を目指して登頂しようと思います。
6月27日 7:30頃
乗鞍方面は、以前は乗鞍スカイライン(岐阜側)・
乗鞍エコーライン(長野方面)という有料道路でマイカーも通行できた
のですが、2003年よりマイカー規制となり一般車は通行できなく
なりました。
現在の通行手段は、
乗鞍スカイライン・・・朴の木平バスターミナルor平湯バスターミナル
乗鞍エコーライン・・・乗鞍観光センター
からシャトルバスやタクシーの乗り換えてとなります。
*豆知識
「乗鞍スカイライン」・・・戦時中、乗鞍:畳平に陸軍・航空研究所が
あり、高高度エンジン(対B-29対策)の研究用に作られた、
軍事用道路が最初。
敗戦後、観光用道路となった。「乗鞍エコーライン」は戦後、
陸上自衛隊が開通させています。
こちらはトイレ。ターミナル左側の別棟にあります。
こちらは駐車場。料金は無料です。24時間出入り自由です。
ちょっとシャトルバス出発まで時間があったので目的地付近(畳平)の
天気をチェックしてみました。
天候:濃霧(視界不良) 6度(6:00段階)*昼間でもほぼこの位の
気温のようです。
私の住んでいる松本市の今朝の気温は18度です。。。
今日、一緒に登頂する他の登山部員さんです。
”Y”「あまり天候よくないみたいだけど。。。」
皆さんチェックし始めました。
というものの、ここで引き下がっては信越・登山部員の名が廃ります。
もう一度気合を入れなおし、意気揚々とシャトルバスに乗り込みます。
ここから約45分、バスに揺られて乗鞍・畳平のバスターミナルを
目指します。
車窓からの写真を取りそこねてしまいましたが、連なる山々をみて
段々と気分が盛り上がって参りました。
外の温度は見る見るうちに下がっていきます。
いつの間にか、バスの空調も暖房に切り替わっています。
さて、到着♪
現実に引き戻されました。
朴の木での天気情報通り、濃霧です。
山登り仕様に着替え、バスを降ります。
とりあえず、記念写真をパシリ。
もう一人の”Y”さんに交代してもらい、私も記念撮影。
少しづつヤバさを実感し始めていますが、、、
立ち止まっていても何も始まらないので登山スタート!!
まずは、手始めに、富士見岳を制覇。
ここからは約40分位です。
ここから、さらに上を目指します。
6月下旬とは言え、普通に雪が積もっています。
途中、こちらで休憩をしました。
乗鞍岳剣ケ峰直下の山小屋、「肩の小屋」さん
一休みも終わり、剣ケ峰 山頂:標高3,776mを目指します。
あたりが段々と雪深くなってきました。
この先は、この雪の中を進んで行かなければならないのですが、、、
写真の見た目では判別しにくいですが、雪がカチカチに
凍っているのです。
そんな想定をしていなかったためアイゼンも持ってきておらず、
全く登っていけません。多分下まで滑落しそう。。。
しかもさらに視界が悪く、雨風もひどくなってってきて嵐のように
なってきました。
勇気を持って前進、、、とも思いましたが、協議の結果、、、
”勇気ある撤退”を選択致しました。
孫子の兵法第12章にもありますが、
一旦先ほどの「肩の小屋」さんへ引き返し暖を取りながら
今後の天候チェック。
全身ビチャビチャ。少しでも乾かさないと。
そろそろ体力の限界か、カメラまでイリュージョンしています。
そんな中、もう一人の”Y”さんは元気ハツラツでした。
こういうときに、盛り上げて貰える人一人いるだけでも違いますね。
嵐の中、満面の笑み♪
さて、朴の木平バスターミナル行きのシャトルバスが到着した
模様です。バスに乗り込み、出発地点に戻ります。
出発地点に到着。天気は晴れ。。。。やはり山と下界は天気が
こんなにも違うものなんですね。
悔しいので、本当は山頂で頂くはずで持っていった昼食を
こちらで調理し、頂いて帰りました。。。。
Yさん、他、信越・登山部員の方々、お疲れ様でした。
大変な天候の中、ご無事で何よりです。
乗鞍岳ってそんなに大変!?景色ビミョー!?と思われてしまうのも
本当は、こんな感じの景色をお届けするはずでした。。。。
雄大な山々。日本でないみたいですね。。。。
剣ケ峰からの眺め。最高ですってなるはずでした。。。。
夏山シーズン真っ只中の長野県。
是非、お越し下さい!!